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ノイヤースクーヘン
Neujahrskuchen/Neejahrskoken 2001
ここ、オストフリースラントでは、新年にNeujahrskuchen(ノイヤースクーヘン)を焼きます。
訳すと、ニューヤーズケーキですが、ケーキではなく、ミルクせんべいのようなものです。
レシピは、各家庭で代々受け継がれてきたものあるそうです。
一般的なレシピは、料理のページ載せてあります。
オストフリースラントでは、ワッフルベーカーに似た、専用の焼き型が購入できます。
どのようなものなのか、実際に見た方が分かり易いですから、お向かいのおばぁちゃん(80才)に頼んで、作ってもらいました。
ノイヤースクーヘンは、新年だけでなく、クリスマス前から、作る人もいますし、ケーキ屋さんでも、買えるところがありますが、みんな「自家製が一番」だと言います。
おばぁちゃんの焼き型は、かれこれ50年使っているそうです。
持ち手以外は熱くなりますので、下に木の板を敷いて、焼き始めます。
型の中心に、大さじ1杯半ほどネタを流し入れます。
これで直径15cmの丸いノイヤースクーヘンができます。
素早く閉めて、焼き上がるのを待ちます。
この、焼き型には自動タイマーはついていませんので、湯気が出なくなったら、
一息おいて焼き上がり!
さっと開けて、熱いうちに取り出し、折りたたんだり、巻いたりします。
この型が一般的だそうです。
中に生クリームを入れて食べる人もいます。
薄くて、軽くて、サクサクしているので、いくつでも食べられそうですね。
これがまた、オストフリースラント茶と、よく合うのですよ。
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