Die weisse Massai (2005) ★2006.10.12掲載

ディー･ヴァイセ･マッサイ

監督:ヘルミーネ･フントゲブルト

出演:ニーナ･ホス、カティア･フリント、アントニオ･プレスター、ヤネック、リーケ、他

ケニアで知り合った現地人に人目惚れし4年間共に過ごした記録を自伝風に仕上げ小説化したスイスのコリーネ･ホフマンのベストセラーの映画化。公開前から話題になり、作者が撮影に同行した話や現地人との再会についてインタビューを受けたりテレビのゲスト出演もしていたが、ドイツでの映画評はあまりよくなかった。(MICK)

Wut (2006)★2006.10.13掲載

ヴート

監督:ズュリ･アラダッグ

出演:オクタイ･エズデミール、アオグスト･ツィルナー、コリナ･ハルホウフ、ロベルト･ヘラー、ラルフ･ヘルフォルト、他

現在深刻な問題になっている人種差別、外国人移住者によるドイツでの未成年者の犯罪、いじめ、校内暴力、家庭破壊を、トルコ人家庭とドイツ人家庭に焦点をあててリアルに描写した、トルコ人監督の作品。この作品は学校に通う子供たちと家族一緒に見てもらいたいとドイツ国営第一放送局ARDで平日の夜8時15分に放映予定であったが、何らかの理由で放送されず、前ぶれなく後に金曜日の22時に放映された。テレビ局の計らいで放映後、監督、出演者、生徒、保護者、学校関係者等によるライブトークショーでディスカッションが行われたが、監督は、映画が予定通りに放映されず見れなかった人がいたことについてふれたが、ディスカッションする場が設けられたことについては感謝していた。映画のエンディングが少し強烈であったが、それ以外は現状に近い内容であった。現在、ドイツ語があまりしゃべれない外国人の子供は、就学前に語学テストを行うべきだと政治家たちが口にしているが、学校問題の原因を言葉の問題と捉えているようだ。現実にはドイツで生まれ、ドイツ語をパーフェクトに話すことができても外国人の就職率は低い。と言うことは、問題は言葉ではなく「人種差別」にあるのではないかと思うのであるが･･･。この映画を見て、学校での現状や関係者がどのように外国人と接するべきなのか考えさせられた人も多かったと思う。私もドイツに住む外国人の一人として、臭いものに蓋をする人たち、この映画を見せたらかえって校内暴力を挑発するだけと考える人たちが政権を握っていると思うとドイツに住んでいて不安になる。(MICK)

K-PAX (独/米:2001)★2006.10.14掲載

K-PAX 光の旅人

監督: イアン・ソフトリー

出演:ケビン・スペイシー、ジェフ・ブリッジズ、メアリー・マコーマック、アルフレ・ウッダード、デイヴィッド・パトリック・ケリー、

ソウル・ウィリアムズ、ピーター・ジェレティ、セリア・ウェストン、アジェイ・ナイデュ、トレイシー・ヴィラー、メラニー・マレー、

ジョン・トールズ・ベイ、キンバリー・スコット、コンチャータ・フェレル、ヴィンセント・ラレスカ、他

はるか彼方の惑星「K-PAX」からやってきたと異星人だと言うプロートは、精神異常と判断された彼は精神病院に送られる。彼を診察した精神科医・パウエルは彼の妄想だと考えていたが、次第に疑問を持ち始める。SFファンタジー・ドラマ。(MICK)

Ghost World (独/米/英:2000) ★2006.10.14掲載

ゴーストワールド

監督:テリー・ツワイゴフ

出演ソーラ・バーチ、スカーレット・ヨハンスン、スティーヴ・ブシェミ、ブラッド・レンフロ、イレーナ・ダグラス、ボブ・バラバン、

ステイシー・トラヴィス、チャールズ・C・スティーヴンソン・Jr、デイヴ・シェリダン、トム・マッゴーワン、デブラ・アザー、

ブライアン・ジョージ、パット・ヒーリー、リニ・ベル、 Graduation Speaker、T.J. Thyne、他

高校を卒業したものの、いまだ進路も決めることなく不安定な心根のまま遊びほうけているイーニド（ソーラ・バーチ）とレベッカ（スカーレット・ヨハンソン）。ある日ふたりは、新聞の出会い広告欄に載っていた中年男シーモア（スティーヴ・ブシェミ）をからかおうと呼び出して尾行するが、イーニドは次第に彼のことが気になり始め…。 ダニエル・クロウズのコミックを原作に、まだ大人になりきれない女の子たちの人生の転機、そして友情の変化などをポップな音楽とキュートなファッション・センスを絡めながら巧みに描き上げ、日本でもクリーン・ヒットとなった青春映画の快作。個性派名優として知られるジョン・マルコヴィッチがプロデューサーとして参加している。（的田也寸志）

今アメリカで最も注目されているコミック作家、ダニエル･クロウズの原作を映画化、“ムッチリ姫”ソーラ･バーチ演じる女の子の日常をオフビートにとらえたポップな映画。ブルースのレコード収集しか取り柄のないダメ中年を演じたスティーヴ･ブシェミも最高！日本でもサブカル方面から絶大な支持を集め劇場大ヒットを記録！（Amazon）

Liam (独/仏/英:2000)★2006.10.14掲載

リーアム

監督:Stephen Frears（スティーブン・フリアーズ）

出演:イアンハート、クレア・ハケット、アンソニー・ボロウズ、デイヴィッド・ハート、ミーガン・バーンズ、アンヌ・リード、

ラッセル・ディクソン、ジュリア・ディーキン、アンドリュー・スコフィールド、ベルナデット・ショート、デイヴィッド・ケアリー、

デイヴィッド・キノポヴ、ジェーン・ガーネット、ジェマ・ラヴディ、マーティン・ハンコック、他

(MICK)

Der Ewige Gaertner (独/英:2005)★2006.10.21掲載

デァ･エーヴィゲ･ゲルトナー

ナイロビの蜂

監督:フェルナンド・メイレレス

出演:レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、ダニー・ヒューストン、ピート・ポスルスウェイト、ユベール・クンデ、

ダニー・ヒューストン、Daniele Harford、Packson Ngugi、Damaris Itenyo Agweyu、Bernard Otieno Oduor、Bill Nighy、

Keith Pearson、John Sibi-Okumu、Donald Sumpter、Archie Panjabi、Nick Reding、Gerard McSorley、他

外交官のジャスティン（レイフ・ファインズ）は、妻テッサ（レイチェル・ワイズ／本作でアカデミー賞助演女優賞を受賞）と駐在先のナイロビで暮らしていたが、ある日突然テッサが殺人事件で死亡したとの知らせが届く。疑念に駆られて真相を究明しようとするジャスティンは、やがて世界的な陰謀と対峙（たいじ）することになってしまう…。    『シティ・オブ・ゴッド』で注目されたフェルナンド・メイレレス監督が、現実にアフリカで起きた事件を題材にしたジョン・ル・カレの同名小説を原作に、壮大なスケールで描く力作サスペンス映画。劇場公開時はまるでラブ・ストーリーのような宣伝がなされていたが、実際はアフリカを食い物にする者たちの傲慢さや、それゆえの重々しい衝撃的悲劇を前面に打ち出した社会派映画で、その中から夫の妻に対する愛情をじわじわと醸し出していくといった構造である。結末がアメリカ映画らしからぬところも妙味。ただし、妻のキャラクターには賛否あることだろう。（増當竜也）

Mord und Margaritas (米/独/アイルランド:2005)★2006.10.15掲載

モード･ウント･マルガリータス

The Matadorマタドール (原題)

監督:リチャード・シェパード

出演:ピアース・ブロスナン、グレッグ・キニア、ホープ・デイヴィス、オーリン・ミラー、Azucena Medina、Jonah Meyerson、

Wiveca Bonerais、Adam Scott、Portia Dawson、Roberto Sosa、Antonio Zavala、Ramon Alvarez、Luz Maria Molina、

Philip Baker Hall、Carolyn Horwitz、他

(MICK)

V wie Vendetta (英/独:2006)★2006.10.15掲載

ファオ・ヴィー･ヴェンデッタ

V for Vendetta 

フォー･ヴェンデッタ

監督:ジェームズ・マクティーグ

出演:ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィーヴィング、スティーヴン・レイ、スティーブン・フライ、アンディ・ウォシャウスキー、

ジョン・ハート、ティム・ピゴット＝スミス、ルパート・グレイヴス、ロジャー・アラム、ベン・マイルズ、シニード・キューザック、

ナターシャ・ワイトマン、John Standing、エディ・マーサン、クライブ・アシュボーン、エマ・フィールド＝レイナー、他

「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟が製作・脚本を担当。彼ららしく、一筋縄ではいかない、新しい感覚が詰まった「アクション・オペラ」と言ってもいい一作。まず主人公がテロリストである点が、通常の作品と一線を画す。第三次世界大戦が起こった後の近未来で、仮面をかぶったままの「V」という男が、国家を倒そうとする。Vの手口は非情だが、国家の独裁ぶりが強調され、悪役は国家へシフトしていく。マイノリティが排斥されるエピソードは、ウォシャウスキー兄弟がことさら描きたかった部分だろう。主人公が仮面をかぶったままというのも、最後まで想像力をかき立てる。 「オペラ」と呼びたいのは、チャイコフスキーの「1812年」や、ジャズの「クライ・ミー・ア・リヴァー」が効果的に使われているから。ロンドンの街をバックにした激しいアクション場面など、妙に荘厳で、ゴージャス感さえたたえているのだ。さらに「マクベス」「ファウスト」などが引用される奥深さも本作の魅力。Vに救われるヒロイン役のナタリー・ポートマンは確かな存在感で、スキンヘッドに剃られる場面にも自ら堂々と挑んでいる。（斉藤博昭）

Der 200-Jahre-Mann (独/米:1999)★2006.10.15掲載

デァ･200ヤーレマン

Bicentennial Man

アンドリューNDR114

監督:クリス・コロンバス

出演:ロビン・ウィリアムズ、エンベス・デイビッツ、サム・ニール、オリバー・プラット、キアーステン・ウォーレン、

ウェンディ・クルーソン、ハリー・ケイト・イーゼンバーグ、リンズ・レザーマン、アンジェラ・ランディス、ジョン・マイケル・ヒギンズ、

ブラッドリー・ウィットフォード、イゴー・ヒラー、ジョー・ベラン、ブレット・ワグナー、スティーブン・ルート、他

舞台は近未来。サンフランシスコ郊外に住むマーティン一家に家事専用ロボットのNDR14（ロビン・ウィリアムズ）が届けられ、アンドリューと名付けられる。しかし、人間的感情をもち備えているアンドリューは、やがて人間でありたいと強く願うようになり、自分と同じようなロボットを探す旅に出る…。 クリス・コロンバスがアイザック・アシモフの小説『バイセンテニアル・マン』を原作に製作・監督したヒューマンSF映画。S・スピルバーグ監督の『A.I.』に先駆けるかのように、200年の時の流れの中をロボットが苦悩しながらさまよい続ける。そんなアンドリューをR・ウィリアムスがいつもながらの芸達者な演技で体現。ジェームズ・ホーナーの感動的で麗しい音楽もすばらしい。（的田也寸志）

So weit die Fuesse tragen (2001) ★2006.10.15掲載

ゾー･ヴァイト･ディー･フューセ･トラーゲン

9000マイルの約束

監督:ハーディ・マーティンス

出演:ベルンハルト・ベターマン、ミヒャエル･メンドゥル、アナトリー・コテニョフ、イリナ･パンテーヴァ、イリス･ベーム、

アンナ･ヘルマン、アレベルト･マイヤー、ハンス･ペーター･ハルヴァックス、、他

実話に基づくベストセラー小説を映画化。第2次大戦後、戦犯として強制収容所へと送還されたドイツ兵士が、最愛の妻と娘との再会を果たすため、収容所を脱出し、祖国ドイツへと向かう様を描く。(MICK)

Napola - Elite fuer den Fuehrer (2004) ★2006.10.17掲載

ナポラ、エリーテ･フュー･デン･フューラー

エリート養成機関 ナポラ

監督:デニス・ガンゼル

出演: トム・シリング、マックス･リーメルト、ヨナス･イェガーマイヤー、レオン･A･ケルステン、トーマス･ドレクセル、

フロリアン・シュテッター、デーフィト・シュトリーゾフ、ヨアッヒム･ビスマイヤー、ミヒャエル･シェンク、

ユストゥス・フォン・ドーナニー、クラウディア･ミッヒェルセン、ユリー･エンゲルブレヒト、ヨハネス･ツィルナー、

ジェラルド・アレクサンダー・ヘルト、他

時代はヒトラーの権威が頂点を極めようとする1942年。ナチス要人にボクサーとしての才能を認められたフリードリヒは、自分の可能性を信じて貧しい実家を飛び出し、ナチスの若手エリート養成機関・通称NAPOLAに入学する。上官や上級生の厳しいしごきやいじめに耐える中で、共に暮らす友人達との連帯を強めていくフリードリヒだったが、戦争の苛酷さが次第に彼らの中に陰を落としていく…。（Amazon）

Impressionen unter Wasser(2002) ★2006.10.21掲載

イムプレスィオーネン･ウンター･ヴァッサー

ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海

監督:レニ・リーフェンシュタール

2003年9月、101歳で亡くなったレニ・リーフェンシュタール監督。1936年のベルリン五輪を撮った『民族の祭典』『美の祭典』など卓越した映像表現を世に送り出しながら、ヒトラーの“お抱え監督”としての経歴が非難され、数奇な運命をたどった彼女の遺作である。70歳にしてダイバーの免許を取り、2000回にもおよぶダイブによって収めた海中映像が、ジョルジオ・モロダー（『フラッシュダンス』）の音楽とともに展開していく。 海中生物が本のページをめくるように次々と登場する構成は、ドキュメンタリーとしてはとくに斬新なものではない。しかし、ショッキング・ピンクのイソギンチャクや、海中を漂う極彩色のウミウシなど、この手の映像を見慣れた人でさえ驚くような種類の生物が映し出され、その美しさ、アップでとらえたユーモラスな表情には飽きることがない。何気なく見ているだけでもヒーリング効果がありそう。20世紀の歴史のごとく激動の人生を送った類い希な映像作家が、人生の最後に、地球でもっとも美しい光景のなかで幸福感に浸る。そんな監督の喜びが共有でき、感慨深い。（斉藤博昭）  幾多の時代を駆け抜けた女性映像作家、レニ・リーフェンシュタールによる、感動と至福の映像美に満ちた48年ぶりの新作。2000回にも及ぶダイブで収めた膨大な資料の中から選りすぐられた海の物語。100歳を過ぎて辿り着いた生命の美が目の前に広がる。（DVD NAVIGATORデータベース）

Underground　(ユーゴスラビア/独/仏:1995) ★2006.10.21掲載

アンダーグラウンド

監督: エミール・クストリッツァ

出演:ミキ・マノイロヴィチ、ラザル・リストフスキー、ミリャナ・ヤコヴィチ、スラヴコ・スティマッチ、エァンスト・シュテルツナー、

スルジャン・トドロヴィッチ、ミリャナ・カラノヴィッチ、ミレーナ・パヴロヴィッチ、ダニロ・'バータ'・ストイコヴィッチ、

ボラ・トドロヴィッチ、Davor Dujmovic、Dr. Nele Karajlic、Branislav Lecic、Dragan Nikolic、Erol Kadic、他

第二次世界大戦中、ドイツ軍に侵略されたセルビアの首都ベオグラードに住む武器商人のマルコは、レジスタンス活動を行うために市民を率いて地下に潜伏し、そこで武器を製造させて巨万の富を築きあげる。そして大戦が終結した後も、彼は市民にそのことを告げず、せっせと武器を作らせ続けていく…。 サラエボ出身のエミール・クストリッツァ監督が、バルカン半島の情勢が緊迫する90年代半ばに作りあげ、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した問題作。シニカルで滑稽な作風のなか、哀しく愚かでありながらも生き続けていく人間への賛歌を露にしていく171分の力作でもある。クストリッツァ映画に欠かせないジプシー・バンドの音楽も効果的だ。（的田也寸志） 

『アリゾナ・ドリーム』『ジプシーのとき』のエミール・クストリッツァ監督による、旧ユーゴスラビア50余年の激動の歴史を描いた映像絵巻。武器商人マルコは、戦争が終わっても避難民に知らせ ず武器を作らせていた…。（DVD NAVIGATORデータベース）

Schwarze Katze, weisser Kater (ユーゴスラビア/独/仏: 1997) ★2006.10.21掲載

シュヴァルツェ･カッツェ･ヴァイサー･カーター

黒猫白猫

監督:エミール・クストリッツァ

出演:バイラム・セベルジャン、スルジャン・トドロヴィチ、ブランカ・カティチ、フロリアン・アジニ、リュビシャ・アジョヴィッチ、

Zabit Memedov、サブリ・スレジマニ、ジャセール・デスタニ、ストジャン・ソティロフ、プレドラグ・ペピ・ラコビッチ、

ミキ・マノイロヴィッチ、サリア・イブライモヴァ、Zdena Hurtocakova、Adnan Bekir、Irfan Jagli、他

一旦は引退を宣言したエミール・クストリッツァが、早々に前言撤回して撮り上げた音楽と喧騒とペーソスの人間賛歌『黒猫・白猫』。ドナウ川のほとりで生活するマトゥコとザーレの親子。石油を買ったつもりがだまされて水をつかまされ、挽回とばかりに一攫千金を狙って列車強盗を企てるマトゥコだったが、さらにヘマを重ねたせいで、ザーレは新興マフィア・ダダンの妹と結婚させられる羽目に…。天井は貫けるは、ダイナマイトはボンボン爆発するは、ヤギは飛んでくるはの大わらわ。結婚式の前日に死んだ父親を屋根裏に隠そうとする悪戦苦闘や、1メートルに満たない花嫁が、その体の小ささを生かしてさまざまな方法で結婚式から逃げ出そうとする脱出劇などなど、ドサクサ紛れにいろんなことが起こり続ける展開に振り落とされずについていけるか。ひたすら躁状態であり続けるこのバイタリティ、そして奇想天外の末に生まれるミラクルは、もはやクストリッツァ以外の誰に求められないものである。（麻生結一）

マトゥコは間抜けな密輸商。そんな彼が計画した起死回生の石油列車20両の強奪。だが、父親に見限られたマトゥコには資金がない。そこで父親の親友 ”ゴッドファーザー” グルガに 「父親が死んだ」 と嘘をつき援助を取り付けるのだが…。（Amazon）

Super 8 Stories (独/伊:2001) ★2006.10.21掲載

スーパー･8･ストーリーズ

SUPER 8

監督:エミール・クストリッツァ

出演:エミール・クストリッツァ、ストリボール・クストリッツァ、ネナド・ガシン・コーチェ、マルコフスキ・グラヴァ、

アレクサンダー・バラバン、ゾラン・マルシャノヴィッチ・チェーダ、ネナド・ガシン・コーチェ、ドラゼン・ヤンコヴィッチ、

エミール・クストリッツァ、ゾラン・ミロシェヴィッチ、デジャン・スパラヴァロ、ジョー・ストラマー、他

「アンダーグラウンド」「黒猫・白猫」などで世界3大映画祭(ベネチア・カンヌ・ベルリン)を制したエミール・クストリッツァ監督による作品。ヨーロッパを中心に絶大な人気を誇り、神業のテクニックとステージパフォーマンスを披露する監督自身が参加するバンド“ノー・スモーキング・オーケストラ”のツアーを収めた音楽ロード・ムービー。(MICK)

16 Blocks (独/米:2006) ★2006.10.26掲載

16ブロック

監督:リチャード･ドナー

出演:ブルース･ウィリス、モス･デフ、デヴィッド･モース、ジェナ･スターン、ケイシー・サンダー、クルク・カザート、

デヴィッド・ザヤス、ロバート・ラッキ、Patrick Garrow、Sasha Roiz、Conrad Pla、Hechter Ubarry、Richard Fitzpatrick、

Peter McRobbie、他

(MICK)

Anatomie 2 (2003)★2006.10.26掲載

アナトミー2

監督:Stefan Ruzowitzky（ステファン・ルツォヴィツキー）

出演:アオグスト･ディール、アリアーネ･シュヌーク、ヘルベルト･クナオプ、ビルギット･フォン･レン、クラオス･シンドラー、

バルナビー･メッチュラート、ハンノ･コッフラー、ベアテ･アブラハム、オリヴァー･クラーツ、他

フランカ･ポテンテ主演によるホラー映画「アナトミー」（2000）の続編。医療レセプション会場で気の狂った学生が教授の前で自らを切り刻む事件が発生する。(MICK)

Nicht alle waren Moerder (2006)★2006.10.28掲載

ニヒト･アレ･ヴァーレン･メーダー

監督:ヨー･バイヤー

出演:アーロン･アルタラス、ハンネロレ･エルスナー、マリア･ホフシュテッター、シュテフィ･キューネルト、

ダグマー･マンツェル、アクセル･プラール、ペトラ･シュミット･シャラー、他

(MICK)

"Neger, Neger, Schonsteinfeger" (2006)★2006.10.28掲載

ネーガー、ネーガー、ショーンシュタインフェーガー

監督:イェルク･グリュンラー

出演:ヴェロニカ･フェレス、タンドー･ヴァルバオム、ペトラ･ケリング、ゲッツ･シューベルト、ミヒャエル･ギンスブルク、

チャーリー･ヒューブナー、アドリアン･トポール、ティム･ヴィルデ、レア･ファスベンダー、フレードリック･ラオ、他

(MICK)

You are dead (独/英:1999) ★2006.10.26掲載

ギャング・オブ・UK

監督:アンディー・ハースト

出演:ジョン・ハート、リス・エバンス、クレア・スキナー、バーバラ・フリン、ジョン・ベンフィールド、

ロジャー・アシュトン＝グリフィス、デイヴィッド・シュナイダー、パトリック・フィールド、Badi Uzzaman、他

かつてのパートナーの息子エディー（リス・エバンス）から銀行強盗の誘いを受けたメイトランド（ジョン・ハート）。事件は計画とは裏腹に思わぬ方向に展開していく。最後にオチがあるので、詳しくは観てのお楽しみ。銀行強盗の計画シーンと事件の回想シーン、事件の生存者の証言シーンをブラック・ユーモアたっぷりに描いた、コメディー・ギャング映画。(MICK)